蜻蛉の滝
落差:50m
川上村


奈良県吉野郡川上村にある段瀑の滝。R169を南下して五社トンネルを超えて、すぐ右側にある道へ入るとすぐ公園がある。その中の音無川にかかる落差50mの蜻蛉の滝はある。この名前がついたのは二十一代天皇である雄略天皇がここで狩りをしていた時に、天皇の肘に食いついた虻をどこからともなく飛んで来た蜻蛉がこの虻をかみ殺した事を褒め称えた事からついたと言われている。
この滝はとても神秘的な滝で、日光が差し込めば一気に虹がかかると言う。紀伊半島自然100選にも選ばれており、またやまとの水に指定されている。公園内に滝はあり、しっかりと整備されている。滝を見る初心者としては良い滝と思う。駐車場もかなり広いので車の止める場所には困りそうになさそうだ。

滝を見る展望台は高さにわけて数箇所あり、滝の中腹あたりにある展望台から見る。滝壷にめがけて絹のように岩肌を流れ落ちていく様は何とも言えない美しさがある。

展望台の螺旋階段を下りていくと、下から滝を見上げる事ができ、滝壷も見える。この滝は段瀑である事がよくわかる。一個目の滝壷の下のもう一つの滝壷を写真におさめた。

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